距離は関係とは比例しない

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人との関わりを怖がったり、煩わしがったりする人がいる。
それは成長過程での出来事や、その背景にある環境による不信感からなる事が多い様に思う。
社会人となって己で何もかも判断して生きていく立場になったのだから、どんな生き方を選ぶのも自由である。
俺とは違う問題や責任を背負って生きていくのだろうな、と思いながら傍観している。

社会的生活を送る為には、人間関係は絶対に避けられない。
俺はどうせ関わらなければならないのなら、いっそそれら全部を楽しんでやろうという考え方で生きている。
煩わしい事もたくさんあるに決まっている、と最初から覚悟しているが、基本的には相手を信じて人と繋がる。
「信じられぬと嘆くよりも、人を信じて傷つく方が良い」
武田鉄矢氏のこの言葉を本当に理解できた時に、素直に人を信じられる様になった。
もちろん裏切られる事もあるが、そんな事は信じている大きな存在や力や愛情に比べたら小さな事である。
俺にとって人との関わりとは、煩わしい事よりも感動の方が多いものである。

こんな話をしている時に「友情」や「仲間」などのこっ恥ずかしくわざとらしい言葉を使うのは苦手だが、それはそれらが本当に恥ずかしい事だからである。
恥ずかしいぐらい素敵な事だからである。
そしてわざわざ言葉にしなくても、当たり前の様に支え合う関係がそこに存在する。
たとえすぐに会えない場所にいても、たとえ相手が他界してしまっているとしてもだ。

物理的な距離だけでなく、時に気持ちの距離が離れてしまう様な事があっても、根底にある心の距離だけは縮まない様に願って「友達」と呼べる皆とこれからも関わり、共に生きて行きたい。


2012/05/06/sun HARRY画伯

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